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蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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バミューダ・トライアングルの日にトリアンヴィラート


トリアンヴィラート Triumvirat 「Triangle トライアングル」(1974)

今日12月5日はバミューダ・トライアングルの日。1945年、大西洋上のフロリダ半島・バミューダ諸島・プエルトリコの三点を結ぶ海域で米軍機が突然消息を絶った日。多くの船や飛行機が行方不明になっているこの海域は、魔の三角海域「バミューダトライアングル」として有名になった。現在では、この海域で特に異常に遭難事故が多いという事実はなく、超常現象ビリーバーによって記録が誇張・改変されたり、全くない事件がでっち上げられたりしていたことがわかっている。人間が「事実」よりも自分が信じたいものを信じる感受性・想像力が豊か過ぎる動物であることを示す典型的な事例のひとつ(そして、このような事例は無数にある)。
そもそも、このトライアングル=「三角地帯」というのが象徴的で、キリスト教でいわれる「三位一体 Trinity」("父(神)"と"子"と"聖霊")と結びついて神秘的なイメージが強化されている。

今日の一曲はトリアンヴィラート Triumvirat の「トライアングル」。グループ名からして「3」を示す「Tri-」がついたドイツのケルン出身のキーボード・トリオ。2ndアルバム「lIlusions On A Double Dimple 二重靨(えくぼ)の幻影」3曲目。組曲構成の中の1曲なので途切れた終わり方をしている。聴いてのとおりキーボード/ピアノのユルゲン・フリッツ(kbd, vo)のプレイには随所でE.L.&P.を想起させられるが、エピゴーネン(模倣)にとどまらぬセンスとオリジナリティを感じる。クラシカルなキーボード・トリオとしてより"純化"されていると言っていいかもしれない。結成はまだE.L.&P.がいなかった1969年であり、最初はE.L.&P.前にキース・エマーソンが在籍してたザ・ナイス The Nice に影響を受けていたとのことだ。「二重えくぼの幻影」はアメリカでもリリースされて人気を博し、バンドはアメリカでフリートウッド・マックの前座として公演も行っている。続く3rd「Spartacus スパルタクス」(1975)はさらに欧州、北南米でヒットした。しかし、成功の後の混乱というものはつきもののようで、バンドはしばらく不安定な時期を過ごし、徐々に方向性を転じながらプログレ・ブームの終焉と共に1981年に解散している。だが、そのプログレ的なテクニカルさとキャッチーなメロディーのバランスのよさはシンフォニック・ロックの理想形であり、70年代ジャーマン・シンフォの代表格として永く記憶にとどめられていくバンドであることは間違いない。

【プログレ・ミニ知識】
「Tri-」名の70年代キーボード・トリオというと、同じドイツにトリトナス Tritonus、トリロジー Trilogue、イタリアにトリアーデ Triade がいる。フランスにはそのものズバリのトリアングル Triangle がいるが、こちらはツイン・ギター&サックスで5人編成のジャズロック・バンド。
 
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