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蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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毛皮の日にピンク・フロイド


ピンク・フロイド PinkFloyd
「Several Species of Small Furry Animals Gathered Together in a Cave and Grooving with a Pict 毛のふさふさした動物の不思議な歌」(1969)

今日11月20日は「いい(11)fur(20)」で「いい毛皮」の日。11月の「いい」シリーズ、ほんとになんでもありなプログレって感じだ(<これは「プログレ」という言葉の誤用?)。1989年に日本毛皮協会が制定。そして毛皮でおおわれた状態は"furry"となる。そこで、ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターによるこの長ったらしいタイトルの、奇妙でエクスペリメンタル(実験的)なナンバー。ライヴとスタジオ製作の二枚組『Ummagumma ウマグマ』(1969)収録。タイトルを直訳をすれば「ピクト人と洞穴に集まってわいわい楽しんでいる毛のふさふさした小さな動物のいくつかの種族」。ここで聴かれるロジャーのヴォーカル、というか語りは、『アニマルズ Animals』(1977)以降のロジャーの挑発的なヴォーカルのスタイルを先んじているように聴こえる。この時期としては珍しい。そう思うと、ただのナンセンスな歌でなく、「毛のふさふさした動物」、「ピクト人(スコットランド地方に棲んでいた古代ケルト族)」、「洞窟」なども何かのメタファーであるのかもしれない。またこの曲は、楽器を使わずに作られている点で、先の『狂気』『炎』のコレクターズ・ボックスにその断片が収録された、楽器でなく生活日常品を使って曲を作りあげようとして頓挫した試み「ハウスホールド・オブジェクツ・プロジェクト」とも通じているようで面白い。もっとも、「毛のふさふさした~」は生活日常品すら使ってない風だけど。

この"Furry"は同じくフロイドのメンバー、リック・ライトのソロ曲のタイトルにも使われている。Richard Wright「Night of a Thousand Furry Toys」。アンソニー・ムーアとの共同プロデュース・アルバム『Broken China ブロークン・チャイナ(割れた磁器)』(1996) 2曲目。「毛のふさふさした玩具の不思議な夜」とでも邦題をつけたくなってしまうところだけど、こちらはアンビエントな中にシリアスな緊張感のあるヴォーカル・ナンバー。ティム・レンウィックが実にデイヴ・ギルモアっぽいトーンのギターを弾いていて、SEの使い方といい、フロイドの作品で聴かれてもいいような曲で、嬉しくなる。


リック・ライト Richard Wright「Night of a Thousand Furry Toys」(1996)
 
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