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蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

サンディ・デニーと海とねじれたキャンドル

今日、サンディ・デニー Sandy Denny の
ソロ・アルバム『The North Star Grassman and the Ravens』(1971)が届いた。
邦題は『海と私のねじれたキャンドル』。
Amazonを利用すれば、米英国からでも邦盤より安く輸入盤を購入できるので
その点では嬉しい世の中になったものだと思う。
今回買ったCDはデジタル・リマスターでボーナス・トラック3曲入りの
「Made in the E.U.」盤。

The North Star Grassman and the RavensThe North Star Grassman and the Ravens
(2005/06/07)
Sandy Denny

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1969~1970年にフェアポート・コンベンションの2nd~4thに
ヴォーカリストとして在籍したサンディが、
後に夫になるトレヴァー・ルーカスと結成した
エレクトリック・フォーク。バンド、フォザリンゲイ Fotheringay を経て
発表した傑作1stソロ。

また、サンディはレッド・ツェッペリンの超名作4th『IV』(1971)の
3曲目「The Battle Of Evermore 限りなき戦い」で、
ゲストとしてロバート・プラントとデュエットで歌っていることで、
70年代ブリティッシュ・ロック・ファンにも知られている。



こちらはフォザリンゲイの「Banks of the Nile」



1stソロはキーフによるストーリィ性の感じられるジャケット・アートも
また素晴らしい。
このジャケットでサンディは、取りだしたコーヒー豆の奇数・偶数で占う
「ジェオマンシー」のようなコーヒー豆占いをしているようだ。

作風としては伝統的トラッド・フォークと言うよりも
近代的なコンテンポラリー・フォークみたいだが、
英国フォークとしての味わいは抜群。

アルバムのオープニング・ナンバー「Late November」。



60年代末から70年代の英国フォークは、
よく、プログレッシヴ・ロックと同じフィールドで扱われたりする。
ロックが、フォークやジャズやクラシック、民俗音楽など、
非ロック的な要素を取り入れて表現力を拡大していったことが
プログレッシヴ・ロック誕生の大きな要因になっているように、
フォーク界からも自然とロックやブルースに近づいていったために、
両者の境界線が限りなく曖昧になっていって、
そこから新しい時代に即した音楽が生まれていったのだろう。
そんなことからも、70年代プログレ・ファンの志向が、
同時代のフォークに向かうのも納得できると思う。

サンディのソロ作品は翌1972年の2nd『Sandy』ではさらに完成度が高まり、
ソロ代表作として高評価を得ている。

SandySandy
(2005/06/07)
Sandy Denny

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