蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

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鏡の日にクラフトワーク


クラフトワーク Kraftwerk「Hall Of Mirrors 鏡のホール」(1977)

今日で11月の「いい(11)」の日シリーズも大詰め。今日は「いい(11)ミラー(30)」でいい鏡の日。しかし「30」がミラーって…

クラフトワーク Kraftwerk「Hall Of Mirrors (Spiegelsaal) 鏡のホール」。6thアルバム「Trans-Europe Express ヨーロッパ特急」(1977)2曲目。クラフトワークのプログレからテクノへの移行を決定づけたアルバム。現在のテクノのイメージで聴くと音の密度は低くシンプルな曲であることに改めて気づく。当時、未来的な音楽と言われいたけれど、アルバム発表は1977年のことであり、これより10年以上前からテレビや映画では未来をイメージした電子音というのはすでに聞かれていた。電子楽器ということであれば、かのテルミンはさらにずっと以前の1919年に作られている。しかし、楽曲全てを電子機械的に構成したリズミックなポップ・ソングにしたということで、しかも当時のまだアナログな機器類を使って、ということでクラフトワークの作品は画期的だったのだ。同じ方向性にはクラスター、ノイ!、ハルモニア、ラ・デュッセルドルフらがいた中でもクラフトワークが最も成功したのは、ビジュアルを含めたトータル・イメージを完璧に作り上げたところの差による。そのコンセプト性こそまさにプログレッシヴ・ロックだったと言ってよいと思う。
曲想については、前作「Radio-Activity 放射能」(1975)と比べるとさらに冷ややかで、それこそ鏡/ミラーのようにキラキラと乱反射する光を感じる。そんな光の中にやはりどこかに哀愁感が感じられる点では薄明期テクノと言うか。現代のテクノとはかなり趣きが違う。輝いている星々ですら、鏡に映っている自分を見つめてしまう……

アルバムでこの曲の次になる3曲目「Showroom Dummies ショールーム・ダミー」は1980年代にサントリー角瓶のCM曲となった無機質なダンス・ミュージック。今聴いてもなんかカッコいい。
 
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