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蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

DREAM.14 いい感じ

昨夜は日本最大のMMAイベント『DREAM.14』が開催された。

昨年10月25日DREAM.12(大阪城ホール)以来の
ヘキサゴン(六角形)ケージを使用しての5分3R制。

残念ながらスカパー契約をしていなくて大会のPPVを買えないので、
地上波とケーブルTVが観戦の頼みの綱だったのだが、
TBS系のMRTでは放送がなく、ケーブルのTBSチャンネルも
今年に入ってDREAMの番組を組んでくれなくなった。

DVD発売を待つしかないのだが、でもDVDには、
MMA界でも最高峰の煽りVTRが収録されていない。
それはネット画像で見るしかないだろう。

さて、今回の8試合はどれも見逃せない好カードばかり。

無差別級で135kgの巨漢ハードパンチャー、イマニー・リー選手に
グランドの裸締めで勝ったミノワマン選手はさすが。
これで無差別級の試合5連勝というのはなかなかすごいこと。

フェザー級で大沢ケンジ選手が前田吉朗選手に、
宮田和幸選手が大塚隆史選手に、どちらも2-1のスプリット判定で勝利。
これは敗者も讃えるべき僅差の試合だったと思う。

同じくフェザー級で、
西浦ウィッキー聡生選手が所英男選手に、
山本"KID"徳郁選手がキコ・ロペス高谷裕之選手に、
高谷裕之選手がヨアキム・ハンセン選手に
それぞれ1R決着のKO勝利。

ウィッキー選手は好きなので、その勝利を喜びたい一方、
ここで完敗してしまった所選手がちょっと心配にも。
KID選手は、当然クリアすべきとして用意された試合に
見事余裕のKO勝利。ここからの連勝が期待される。
高谷選手は、大晦日に小見川選手にKO負けしたことの
挽回として課せられた試合の相手があまりにも強敵のヨアキム選手。
あるいは小見川選手以上に強いかもしれない選手だ。
しかし、見事にKOで下すというこの上無い結果を残した。
高谷選手が、ビビアーノ選手と小見川選手にリベンジする
ドラマチックな展開となれば最高だ。

ミドル級の試合では
桜庭和志選手がハレック・グレイシー選手に判定負けし、
ウェルター級の試合では
桜井"マッハ"速人がニック・ディアス選手に1R一本負け。

桜庭選手は負けはしたものの、若くて体格も体力も秀でた
ハレック選手相手にあわや極めかける場面もあったようで、
決して一方的に悪い敗戦ではなかったと思う。
マッハ選手も、腕ひしぎ十字固めを決められる直前までは
打撃、テイクダウンでディアス選手を圧倒していた。
そのファイト内容は讃えられてしかるべきだと思う。

今大会は判定決着となった試合も、
KO・一本で決まった試合もともに見応えがあって、
このような大会が今後も続いていけば、
日本のMMA界も再び盛り上がっていけるんじゃないだろうか。

…と、以上、ネット速報とtwitter、ネット動画、
格闘技専門誌kamiproのtwicastingから得た情報による感想。

次回7月11日開催のDREAM.15では、
いよいよ青木真也選手と川尻達也選手との宿命の
ライト級タイトルマッチが決定したことが早々に発表された。
DREAMは夏に向けてさらにヒートアップしていきそうだ。
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