蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

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L.P.ハートリー「ポドロ島」

4月29日の今日は
昭和天皇の誕生日で「みどりの日」…
…だったけれど実は2007年から「昭和の日」となり
現在「みどりの日」は5月4日になっているらしい

まあ とにかく祝日であり休日だ
怪奇小説ファンでもある私にとって
そんな休日に怪奇小説をゆっくり読むのも愉しみのひとつ
いま読んでいるのは
イギリスの作家 レズリー・ポールズ・ハートリーの短編集で
河出書房新社のハードカバー本 『ポドロ島』(初2008)

ポドロ島 (KAWADE MYSTERY)ポドロ島 (KAWADE MYSTERY)
(2008/06)
レズリー・ポールズ ハートリー

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和田誠氏のほのぼのとした画風による装丁画に
なんとも懐かしい風情がある

ハートリーといえば
海外怪奇小説アンソロジー集定番
『怪奇小説傑作選 2』(創元推理文庫/初版1969)の
巻頭を飾る幻想怪奇譚「ポドロ島 Podolo」が有名で
その作品名を冠したこの短編集でも巻頭に掲載されている
こちらは『傑作選』版の宇野利泰氏でなく今本渉氏の翻訳
強いて言えば宇野さんの訳の方が好みだけれど
怪異現象と異常心理の境界が判然としない
作品の怖さはどちらもよく伝えていると思う

決定的なシーンをあえて読者の想像にゆだねるという
この時代の英国怪奇小説作家の作風が好きだ
その"雰囲気 atmosphere"が

収録作は
1 ポドロ島 Podolo (1948)
2 動く棺桶 The Traveling Grave (1929)
3 足から先に Feet Foremost (1932)
4 持ち主の交代 A Change of Ownership (1929)
5 思いつき The Thought (1948)
6 島 The Island (1924)
7 夜の怪 Night Fears (1924)
8 毒壜 The Killing Bottle (1927)
9 合図 A Summons (1924)
10 W・S W.S. (1952)
11 パンパス草の茂み The Pampas Clump (1961)
12 愛し合う部屋 Per Far L'Amore (1955)

思えば洋楽アルバムならば無理に邦訳せず
原題をそのままカタカナ書きしたりするんだろうけれど
(近年では洋画の邦題もそう)
小説だとそういうわけにもいかない

こういう海外短編小説のタイトルの邦題には
往年の洋楽アルバムの邦題を見るときと同じような
味わいがある
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