蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

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ジョージ・ハリスンの誕生日


ジョージ・ハリスン George Harrison
「Beware Of Darkness ビウェア・オブ・ダークネス」(1970)

今日はジョージ・ハリスンの誕生日。ぼくの洋楽の入口はビートルズ、という当時の王道(すでに解散していたけど)からだったけど、そこからプログレへと興味が向かうとき、ジョージ・ハリスンの東洋志向や電子音楽の試みはジョンのナンセンス/前衛志向とあわせてかなりの部分影響された。ビートルズのミュージシャンとしてのテクニックは、ポール・マッカートニーが少し秀いでているぐらいであまり高い評価をされることがないけれど、そのアイディアと万人の心に訴えかけるセンスには奇跡的なものがあった。メンバー変更が最初期(メジャー・デビュー前)だけというところもよかった。それらの点は、ヴォーカル専任のメンバーがいないというところも含めてぼくの愛するピンク・フロイドとの共通点とも見える(フロイドの場合は、初期とはいえメジャー・デビュー後にメンバー変更せざるをえなくなったけど)。

さて、ジョージ・ハリスンの初期プログレ的な1st&2ndソロ『Wonderwall ~不思議の壁』(1968)、『Electronic Sound ~電子音楽の世界』(1969)は以前この蒼空ブログでも触れさせてもらった。今日の曲は、続く傑作3rdソロ『All Things Must Pass ~オール・シングス・マスト・パス』(1970)のアナログ盤(なんと3枚組)の2枚目1曲目。もし、70年代プログレ・アルバム的に邦題をつけるとしたら『万物流転』だろうか。この曲はアメリカで90年代から活動するプログレ・バンド、スポックス・ビアードがカヴァーし、1996年の2ndアルバムのタイトルにまで採用している。ジョージらしい内相的なセンシティヴさと、UKの翳り的な重みが同居している、派手ではないが印象的な曲。バックの演奏は「いとしのレイラ」が有名なデレク・アンド・ザ・ドミノス。

『電子音楽の世界』は、シンコー・ミュージック刊『UKプログレッシヴ・ロック メインストリーム・エディション』(2004)に掲載されていて、そのアルバム内容からしても納得したのだけど、なぜか『オール・シングス・マスト・パス』も載せられていて意外に思った。その評には「プログレではないが周辺作品としては最高級の1枚だ」とあって、同じくその下にはポール・マッカートニーの『ラム』(1971)『バンド・オン・ザ・ラン』(1973)が並んでいた。(ビートルズは『リボルバー』(1966)~『アビイ・ロード』(1969)までのうちの4作が掲載)こういったセレクトがこのシンコー・ミュージック・プログレ本の好きなところだ。


【2月25日~今日は何の日】
箱根用水完成の日(1670年) /夕刊紙の日(1969年『夕刊フジ』創刊) /エドゥサ革命記念日 (フィリピン/1986年) /ルノワールの誕生日(1841-1919) /ジョージ・ハリスンの誕生日(1943-2001) /道眞忌・菅原道眞の忌日(845-903) /茂吉忌・斎藤茂吉の忌(1882-1953)
 
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立春のジョージ・ハリスン


The Beatles ビートルズ
「Here Comes The Sun ヒア・カムズ・ザ・サン」(1969)

今日は立春。二十四節気のひとつでその一番目になるが、この節気というのは1年の分割点であって、また、その分割点を含む日のことをさす。「茶摘み」の歌に歌われる"八十八夜"や、台風が来やすいとされる"二百十日"や"二百二十日"は、今日の立春を一年の始まりとして、そこから数えたもの。また、春先に吹く強風の"春一番"は、今日、立春から春分(今年は3月20日)までの間に吹く、平均風速8m/秒の南寄りの最初の強風のこと。

今日はまた、ビートルズの日でもある。2月4日の英語表記"Feb.4"を、ビートルズの相性であった"Fab.4(素晴らしい4人)" にもじったもの。ファブ・フォーといえば、藤井哲夫原作・かわぐちかいじ画の『僕はビートルズ』(講談社『モーニング』連載)で、2010年から1961年の日本にタイムスリップしたビートルズ・コピーバンドもそう名乗ってましたね。

立春の"春"とビートルズとで、春の訪れを歌ったビートルズの「Here Comes The Sun ヒア・カムズ・ザ・サン」(1969) ジョージ・ハリスンが春先に友人のエリック・クラプトン邸に遊びに行っていたときに着想して作った曲。日本でのみ1970年に「オー! ダーリン」とのカップリングでシングル・カットされている。ビートルズ時代のジョージの名曲のひとつで、ジョージが当時凝っていたモーグ・シンセサイザーも弾いている。

ジョージとモーグ・シンセサイザーといえば、1969年にモーグを使ったA・B面1曲ずつというソロ・アルバム『電子音楽の世界 Electronic Sound』もリリースしているが、これは「未調律のモーグの音を出して遊んでいる」という程度のもので、その後ドイツのエレクトリック・ミュージック系のプログレ・ミュージシャン達が作った作品とは比べられるレベルのものではないが、当時のビートルズのメンバーによる試みとしての歴史的な価値はあるだろう。このジョージの好奇心が洗練されて、彼のインド音楽志向と組み合わされていったなら、あるいは素敵なプログレッシヴ・ロック作品が生まれていたかもしれない。


ジョージ・ハリスン George Harrison
「No Time or Space 超時間, 超空間」(1969)


【2月4日~今日は何の日】
立春(春の気立つを以って也) /スリランカ独立記念日(1948年)/世界対がんデー(2000年~) /ビートルズの日(Feb.4→Fab.4) /西の日(「に(2)し(4)」) /ぷよの日(「ぷ(2)よ(4)」/ゲーム「ぷよぷよ」PR) /カレン・カーペンターの命日(1950-1983)
 
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