蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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日本最低気温の日にルーファス


ルーファス Ruphus
「Day after Tomorrow デイ・アフター・トゥモロー」(1973)

寒い日が続く1月下旬。今日は日本最低気温の日。1902年、北海道旭川市で日本の最低気温-41.0℃を公式記録。(非公式では幌加内(<ほろかない)町・母子里(もしり)の北大演習林、1978年2月17日。-41.2℃を記録)この最高に寒かった日にちなんで、寒い日に食べて温まってもらおうという「中華まんの日」「ホットケーキの日」にもなっている。寒い日には鍋料理もいいけど、鍋の日は立冬に近い11月7日(「いい(11)な(7)べ」)。

今日は最低気温の日にふさわしく、プログレの中でも特に寒そうなジャケットのアルバムから。ノルウェーのルーファス、1973年リリースの『New Born day』。そのラストを飾る、8分を超える名曲「Day After Tomorrow」。ノルウェーというとこれまた北欧の寒い国だけど、首都オスロの気温は1、2月ともなるとずっと氷点下の日が続くらしい。そんな先入観でルーファスを聴いていると、こころなしかオルガンの音も雪原を吹きわたる風のようで、タイトなドラム、ハードなギターの音にも、冷たさを感じてしまう(先入観持ち過ぎ?)。しかし、この演奏がまたロマンシズム溢れる男女ヴォーカルと合わせていい感じで、聴いてのとおり70年代初期の英国オルガン・ハードと比べても全くひけをとらない。次作2nd『Ranshart』(1974)ではプログレ的叙情性を増し、3rd『Let Your Light Shine』(1975)はジャズロックへと転向、それぞれに素晴らしい。寒い日に熱いティーやコーヒーを味わいながら聴く(もちろん中華まんもホットケーキもOK!)北欧プログレもまた格別。


【1月25日~今日は何の日】
日本最低気温の日 /中華まんの日 /ホットケーキの日 /左遷の日(901年、菅原道真大宰府に左遷される) /お詫びの日(1077年、カノッサの屈辱事件) /主婦休みの日(2009年『リビング新聞』が制定) /初天神(1年最初の天神の縁日) /法然忌(1133-1212年) /サマセット・モームの誕生日(1874-1965) /ヴァージニア・ウルフの誕生日(1882-1941) /アントニオ・カルロス・ジョビンの誕生日(1927-1994) /松本零士の誕生日(1938-) /石ノ森章太郎の誕生日(1938-1998) /円谷英二の命日(1901-1970)
 
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アーモンドの日に


エルヤーナス・トレッゴート Algarnas Tradgard
「Almond Raga アーモンド・ラーガ」(1973/2001)

今日はアーモンドの日。2008年、カリフォルニア・アーモンド協会が制定。なぜ今日かというと、日本人成人女性のアーモンド摂取目安が1日23粒だからだそうで。ターゲットはやっぱり女性。アーモンドはビタミンE、ビタミンB2、ポリフェノール、オレイン酸、植物性たんぱく質、植物繊維を含んでいて、理想的な天然健康食品と言える。砕いたりスライスしたアーモンドをふりかけのようにして使うとよさそうです。
そこで今日の曲はスウェーデンのエルヤーナス・トレッゴートの「Almond Raga アーモンド・ラーガ」。2001年にCDリリースされた幻の2ndアルバム『Delayed』から。録音は1973~1974年。ラーガ(インド音楽の旋律の型)という名のとおり、エキゾチックなテイストがあるけれど、プログレってどんな音かというときに、自分が思い浮かべるイメージにかなり近い感じのサウンド展開。よくぞ音源発掘してくれたと思える良質のプログレだ。メンバーは6人で、ギター、ベース、ドラム、キーボードの4人に加えてヴァイオリン、フルート、チェロ、シタールを担当する2人がいて、キーボードはメロトロン、モーグ・シンセサイザー、オルガン、ピアノを演奏するという編成。今回挙げたヘヴィでシリアスな曲だけでなく、美しく叙情的な曲もあり、プログレの表現するイメージの振幅の大きさを十二分に発揮している、素敵過ぎるバンドだ。1969~1976年の活動期間中に残されたアルバムが2枚しかない(1stは1972年発表)というのが、なんとももったいない。

【1月23日~今日は何の日】
ワンツースリーの日 /電子メールの日(「1(いい)23(ふみ)」1994年制定) /アーモンドの日 /八甲田山の日(1902年、八甲田山雪中行軍で兵士210名が遭難、199名死亡) /羅山忌(1657年、林羅山の命日)/スタンダールの誕生日(1783-1842) /エドワール・マネの誕生日(1832-1883) /エドヴァルド・ムンクの命日(1863-1944) /ヨーゼフ・ボイスの命日(1921-1986) /サルバドール・ダリの命日(1904-1989)
 
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大晦日のシンデレラ


シンデレラ Ciderella 「Carlt」(1970)

大晦日の今日はシンデレラ・デー。夜中の12時が1年で一番気になる日ということで。CinderellaのCinderとは「灰」のことで、ドイツのグリム童話でのシンデレラはアシェンプテル Aschenputtel。Ascheも「灰」で、こちらの方が英語の灰 Ash に近い感じ。「シンデレラ」の邦題は「灰かぶり姫」だった。
さて、このシンデレラという名前では、アメリカ・フィラデルフィア出身の80年代ヘビィメタルバンドがよく知られている。しかし、今日取り上げたシンデレラは70年代初期のデンマークの、プログレに分類されるバンド。ジミ・ヘンドリックスの影響下にあるギターにより、サイケデリック感がある渋めのヘヴィ・ロック。大晦日に思いっきりマイナーなところを引っ張ってきてしまったが、これはぼくの好むタイプのサウンドの一典型です。ファンタジック・アート的な色合いのジャケットもいい感じ。

大晦日ギリギリの今日にふだん掃除してないところを掃除して灰ならぬ埃をかぶってしまったときは、シンデレラに思いを馳せよう。災害の一年であった今年もシンデレラの物語のように大逆転して、よい年が迎えられますように。


【12月31日~今日は何の日】
大晦日 /ニューイヤーズ・イヴ /シンデレラ・デー /マニ・ノイマイヤーの誕生日(1940- グルグルの中心メンバー/ドラマー)

ノイマイヤーと言えば楽しい動画があるので、これを今年のブログの最後に。

マニ・ノイマイヤー Mani Neumeier
Live at 新宿ディスクユニオンプログレッシブロック館(2009)
 

 
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フィンランド独立記念日にペッカ・ポーヨラ


ペッカ・ポーヨラ Pekka Pohjola「Matemaatikon Lentonaytos(Mathematical Air Display)」(1977)

12月6日の今日はフィンランドの独立記念日。1917年に独立宣言した日。フィンランドといえばクラシックでシベリウス、ロックで80年代のハノイ・ロックスが有名だが、プログレ~ヘヴィメタル系でも優秀なバンドがいる。
北欧プログレというと特にスウェーデン勢が多いが、フィンランドからも70年代だけで タサバラン・プレシデンティ Tasavallan Presidentti 、アポロ Apollo、ハイカラ Haikara、ノヴァ Nova、タブラ・ラサ Tabula Rasa、フィンフォレスト Finnforest、そしてウィグワム Wigwamとそのベーシスト、ペッカ・ポーヨラ Pekka Pohjola らが出ている。
その中でも特に重要なアーティストといえば、英ヴァージン・レコードからアルバムをリリースしているウィグワムとペッカ・ポーヨラということになるだろう。ウィグワムの結成は1969年にさかのぼる。2ndアルバム「Tombstone Valentine」(1970)からベーシストとしてペッカ・ポーヨラが参加。以後、二枚組の3rd「Fairyport」(1971)、4th「Being」(1974)と北欧プログレ史上を代表する傑作アルバムを発表している。
今日取り上げた曲はペッカ・ポーヨラの3rdソロ・アルバム「Keesojen Lehto」(1977)の3曲目。ユーモアの感じられるきらびやかで明るい曲想でありながら、プログレッシヴ・ロックの要である緊張感、シリアスさも失っていない。これぞ北欧プログレという名曲。一聴してそれとわかる独特のギターはマイク・オールドフィールドで、ポーヨラとアルバムを共同プロデュースしている。また、アルバム中の他の曲にはマイクの姉のサリー・オールドフィールド(vo)も参加している。


【プログレ・基礎知識】
北欧5ヵ国でとりあえず最初におさえておきたい代表的プログレ・アーティスト
スウェーデン…70年代はカイパ Kaipa、ダイス Dice
90年代はザ・フラワー・キングスThe Flower Kings、アネクドテン Anekdotenノルウェー……ルーファス Ruphus
フィンランド…ウィグワム Wigwam、ペッカ・ポーヨラ Pekka Pohjola
デンマーク……サヴェージ・ローズ Savage Rose
アイスランド…エイク Eik

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ノーベル賞制定記念日にトレッティオアリガ・クリゲット


トレッティオアリガ・クリゲット Trettioariga Kriget「Krigssang(War Song)」(1975)

今日11月27日はノーベル賞制定記念日。1895年に化学者ノーベルの遺言に記された日付の日。この遺言に基づいてノーベルがダイナマイトの発明などで得た財産を基金とした財団が設立され、1901年に第1回ノーベル賞受賞式が行われた(現在の授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日)。
ということで、今日の埋込み動画は、ノーベルの出身地スウェーデン・ストックホルムのバンド(ストックホルムで在学中の学生達によって最初に結成されている)、トレッティオアリガ・クリゲット Trettioariga Kriget。バンド名は「三十年戦争」の意味。2ndアルバム『Krigssang(War Song)』の表題曲にしてオープニング・ナンバーのスタジオ・ライヴ映像。スウェーデンで70年代のプログレ系というと、アヴァンギャルドなサムラ・ママス・マンナ、シンフォニックなカイパ、ダイスあたりがよく知られている。それらと比べてもトレッティオアリガ・クリゲットはアルバム・デビューが1974年と比較的早く(サムラは1971年、カイパは1975年、ダイスは1978年)、シンフォニック系としては国内で最も早い部類と思われる。プログレ的変拍子、緊迫感のあるヘヴィな演奏に織り交ぜられた叙情性。単なるUKプログレの模倣にとどまらず、北欧プログレの個性を築き上げているところは見事だ。

こちらは1stアルバム『Trettioariga Kriget』(1974)のオープニング・ナンバー。変拍子を駆使した重厚かつテクニカルなハードロックで、後のプログレ・メタルに通じる雰囲気も味わえる。この素晴らしさはまさにダイナマイト級(ノーベル賞制定記念日だけに)。


トレッティオアリガ・クリゲット Trettioariga Kriget 「Kaledoniska Orogenesen」(1974)
 
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