蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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再会の街で/愛の支配

俳優つながりで洋画を見るシリーズ、
『クラッシュ』(2005)、『ホテル・ルワンダ』(2004)から
ドン・チードルのつながりで、
『再会の街で Reign Over Me』(2007)を観た。
ヒューマン・ドラマの良作だ。

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「Reign Over Me」という原題は、
ブリティッシュ・ロック・ファンには有名な、
ザ・フー The Who 『四重人格 Quadrophenia』(1973)収録の
名曲「愛の支配 Love Reign O'er Me」が元だ。
この曲はパール・ジャム Pearl Jam によるカヴァーも含めて
劇中で使われている。



パール・ジャム・ヴァージョンはこちら。



ラスト・シーンで流れたときは、思わず涙ぐんでしまった。

ドン・チードル扮する歯科医アランと、
アダム・サンドラー扮するアランの大学生時代の友人チャーリーの
偶然の再会から始まる物語。
彼らが学生時代に聴いていたという設定で、
「愛の支配 Love Reign O'er Me」の他にも
1970年代末から1980年代初期の英米ロックナンバーが
多く取り上げられている。
プログレ&ブリティッシュ・ハードのファンである私にも
わかるアーティストがマニアックに扱われていて面白い。

また、アダム・サンドラーの人物設定のために、
ある意味「幻想的」なムードが漂っていているのも好み。
ソニーCE製作のプレステ2用アクション・アドベンチャー・ゲームの傑作、
『ワンダと巨像』も出てきたりする。
それがストーリィを象徴する一つの要素ともなっている。

今年3月に観たイギリス映画『バンク・ジョブ』(2008)で
ジェイソン・ステイサムの相手役として
クールな悪女っぽいヒロインを演じていたイギリス人女優、
サフロン・バロウズが、美しいけどちょっと危ない?、でも重要な役で
出ていたのも、個人的に楽しめた。
あと、あのスティーヴン・タイラーの娘としても有名な
リヴ・タイラーも、素敵な精神科医として登場している。

監督・脚本のマイク・バインダーはコメディアン出身らしい。
ドン・チードルと並ぶ主役を演じたアダム・サンドラーも、
コメディアン出身のコメディ俳優として有名だ。
この映画ではボブ・ディラン風の髪型と風貌で出ていて、
いつものイメージとちょっと違う。
 
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シューテム・アップの2万5千発!

昨夜見た、
ナオミ・ワッツ、ティム・ロス主演の『ファニー・ゲームU.S.A.』
(いや、むしろ主演はマイケル・ピットだろうか)
で味わったなんとも不快な不条理感を吹っ飛ばそうと
今日は『シューテム・アップ』(2007)を見た。
『インサイド・マン』(2006)、『トゥモロー・ワールド』(2006)、
『ザ・バンク-堕ちた虚像-』(2009)からの流れで
クライヴ・オーウェン主演つながり。

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巷ではおバカ・ガンアクション映画ということで通っているようだけど、
"おバカ=やり過ぎで理屈抜きに爽快"という意味に捕えられそう。
確かに"ありえね~!"感満載のご都合主義的展開で
バカバカしくもあるが、シリアスに決めるところは決めているし、
意外と政治的なテーマもあって、B級作品として計算され尽くした、
只者ではない作品だと言える。

使っている曲がHR/HM系であったりとセンス的なところは違うが、
Q・タランティーノ監督のバイオレンス物にかなり近いテイストも感じる。

印象的な使用曲は、モーターヘッド Motorhead の
「エース・オブ・スペイズ Ace Of Spades」
同名の大ヒット5thアルバム(1980)のオープニング・ナンバー。
そのサウンドは作品の雰囲気に実によくマッチしている。



その、使用シーン。撃ちまくっている。



クライヴ・オーウェンの演じる"スーパー・ガンマン"スミスがぶっ放すのは、
 ワルサーPPK、タウルスPT92S(ベレッタM92Fの秀作コピー拳銃)、
 グロック17、シグザウアー226、H&K USP、
 コルト・ガバメント(作中ではハマーソン社製)
さらにサブ・マシンガンの IMIミニウージー、H&K MP5K、
突撃銃の IMIガリル、H&K G36、コルトM4カービン などなど…
ガン・マニアな人でもお腹いっぱいになりそうだ。
新しいアイディアのガン・アクションも次々に披露されて、
キャッチ・コピー「弾丸2万5千発のエクスタシー」も伊達ではない。

おっと、これら武器の中に「ニンジン」も入れておかないといけない。
クライヴのエネルギー源&武器として存在感を出していた。

対するポール・ジアマッティ演じる最強のボスキャラ、
カール・ハーツが使うのはIMIデザートイーグル。
(装弾数が少ないようだったので、おそらく44マグナム・モデル?)

なんと、S&W 44マグナム(M29)を使うエージェントも
出てきたりしていた。

それにしても、主人公、名前がスミスなのに、
S&W(スミス&ウェッソン)の銃を使わなかったのは、
逆の意味での洒落だったのだろうか。

あと、ヒロイン役のイタリア出身女優モニカ・ベルッチの
グラマラスな美人娼婦ぶりは
『ジェヴォーダンの獣』(2001)の娼婦シルヴィア役も思い出した。
他に『マトリックス』シリーズのパーセフォニー、
『ブラザーズ・グリム』(2005)の鏡の女王などで、
これまでも結構見てきた女優だ。

最後に、エンディングのエンドタイトルで使われた
モトリー・クルー MötleyCrüe の代表曲とも言える
「キックスタート・マイ・ハート Kickstart My Heart」、
アルバム『ドクター・フィールグッド Dr. Feelgood』(1989)5曲目。
超エキサイティングなライヴ・ヴァージョンで。


 
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ホテル・ルワンダ 危機を前にした理性の力

映画『ホテル・ルワンダ』(2004)を観た。
これは『クラッシュ』(2005)で刑事役からのドン・チードルつながり。

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この映画でドンが演じているのは、1994年のルワンダ紛争により
虐殺に巻き込まれそうになった人々を、有名ホテルの副支配人という
立場で匿い、最終的に1,200人以上の命を救った男。

このストーリィはその実在のホテルマン、ポール・ルセサバギナの
体験に基づいて作られていて、世界的な社会派映画と言える。

純粋に家族や、自分を頼りにしている難民を助けるために、
自らの命を危険さえも侵して必死に行動する主人公ポールの姿には、
心を打たれる。そして同時に、自分の生命を脅やかす程の
危機を目の前にして、彼ほどの意志力と思考力を果たして自分は
維持していけるのだろうか、ということも考えさせられる。

わが国日本は、いろいろな問題を抱えてはいつつも、
比較的まだ豊かで平和な国であると思うのだが、
そんな中で、ほんのささいなことに対しても不平不満を抱いたり、
被害者意識を膨らませ、お互いにストレスを高めるような言動を
取ってしまったりすることが多いような気がする。
今の大多数の日本人は、社会的な大きな危機というものに直面しなければ
目が覚めないのではないかと思ったりしてしまう。

もっとも、そこで目を覚まし、理性的な行動を取ることが出来る人は
『ホテル・ルワンダ』でも見られたように、
ほんの一握りの人間かもしれない。
特にそこに他人への差別や偏見が絡んできたら…

ところでこの『ホテル・ルワンダ』は、アカデミー賞で
主演男優賞、主演女優賞、脚本賞にノミネートされ、
トロント国際映画祭やゴールデン・グローブ賞なども受賞しているのだが、
その描かれている内容ゆえに敬遠され、当初日本では公開されなかった。
しかし、インターネットを通じた署名活動が始まって、
そのおかげで日本公開にこぎつけることができたということらしい。
この話を知って、日本もまだまだ心ある人がたくさんいるな、と
少し心強くもなった。


さて、プログレで「ホテル」といえば、
プロコル・ハルム ProcolHarumの「グランド・ホテル Grand Hotel」
彼らの最高傑作アルバム『グランド・ホテル Grand Hotel』(1973)の
1曲目表題曲。
実に鮮明な2006年のライブ映像があった。



プロコル・ハルムと言えば1967年アルバム・デビュー当時の
ヒット曲「青い影 A Whiter Shade of Pale」が有名だが、
ツイン・キーボード&ギターによるクラシックとR&Bが融合した
いかにも英国然とした作風のサウンドを聴かせるバンド。
ピアノを弾きながら歌うゲイリー・ブルッカーの渋いヴォーカルも印象的。

「グランド・ホテル Grand Hotel」の1974年当時の映像も。


 
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ニコラス・ケイジの七つの冒険

先週と同じように
平日はずっと曇ったり雨が降ったりだったのに
今日はすっきりと晴れて
外出するのにも気持ちいい天気だった

しかし気になるのが朝夕に感じる肌寒さ
4月の後半ってこんなだっただろうか

さて TSUTAYAで旧作DVDレンタル1週間100円が続いているので
返却に行くごとに3枚ぐらいDVDを借りてくる
1本の映画がたった100円で鑑賞できるのだから
こんなに安い楽しみはなかなかない

どうせならこの借りる3本の組み合わせも
テーマめいたものを考えてみると面白い
そう思って先週は
今までレンタル人気でなかなか店内に残っていなかった
『ノウィング』(2009)が見つかったのをきっかけにして

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『ゴーストライダー』(2007)と

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ニコラス・ケイジ主演のものばかり3本借りた

同じ主人公の作品を続けて見るのはなかなか面白い
同じ監督というのもいいんだけれど
出演者が同じの場合 違う可能性の複数の人生を
体験しているような印象が強くなる感じがする

ほかにも原作者が同じ オリジナルとリメイク
設定が似ている とかいろいろな案が考えられる

しかし こうして映画が気軽に見られるようになると
見る側の緊張感もゆるんでしまって
積極的に作品に触れ 感じようという意識が薄くなる気もする
するとつい減点法のように ダメなところ
つまらないところばかりに目が行ってしまいそうだ

でも せっかく時間をかけて見ているのだから
「見た つまらなかった」だけではもったいない
別に この映画が訴えようとしているものや
見せるイメージが自分の好みに合わないというのは構わない
ただ その作品が「訴えようとしていること」が何なのかは
しっかりと把握することが大事かもしれない

また 作り手の意図した以外のところにも
自分なりの面白さを見つけられると楽しいだろう
その作品と自分との唯一の関係性が見えるような

常々思うのだけど
「いい作品」「悪い作品」というのは本来無いものであって
あるのは この世の中における作品(作者)と鑑賞者との
一対一の「いい関係」「悪い関係」だけなんじゃないだろうか

それは「関係」であるから 受け手の心の持ちよう一つで
変えられるものでもあると思う

先週の三作品では
どれもニコラスには過酷な運命が追わされていたけれど
それだけ深く自分の「生」と「死」について考えさせられた
そして「善」と「悪」についても

こういう「考える」「思う」きっかけを与えてくれる作品は
それだけで私にとって価値がある

今日借りてきたのは 引き続きニコラス・ケイジ主演で
『ウィッカーマン』(2006)

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『ワールド・トレード・センター』(2006)

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『マッチスティック・メン』(2003)

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(2009/07/08)
ニコラス・ケイジサム・ロックウェル

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うーん 最近ずっと彼主演の作品を見てなかったんだなぁと実感…

あ 『NEXT ネクスト』(2007) を忘れていた また来週かな

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