蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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天気図の日にウェザー・リポート


ウェザー・リポート Weather Report
「Unknown Soldier アンノウン・ソルジャー」(1972)

今日は天気図記念日。1883(明治16)年にドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングが指導して、日本で初めて天気図が作成された日。

天気図といえば天気予報。で、ウェザー・リポート。ウェザー・リポートと言えばマイルス・デイヴィスと活動を共にしていたウェイン・ショーター(Sax)とジョー・ザヴィヌル(kb)が中心となって結成されたアメリカのエレクトリック・ジャズ~フュージョン・バンド。『ヘヴィ・ウェザー』(1977)に代表されるようなポップなフュージョンとなった70年代後期以降が一般に人気があるが、プログレ聴きの自分としては冒険心に溢れた前衛色のある初期3枚『ウェザー・リポート』(1971)、『アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック』(1972)、『スウィート・ナイター』(1973)が断然面白い。今回はその中の2nd『アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック』のオープニング・ナンバー「アンノウン・ソルジャー」。これはほとんどミステリアスなプログレ・ジャズロック。ジャケット・アートからして普通のジャズ・アルバムではない。

さて、天気というと、日々刻々と変化する心のあり様が天気にたとえられることも多い。自分の気分の変化を日記のように書きとめておいて、それを「心の天気図」として見ると、何が気分に影響するのかが見えてくる。そこから気分を回復させる方法のヒントを得ることもできる。近頃、気分が不安定で気になるというような時は試してみるのもよいかも。


【2月16日~今日は何の日】
天気図記念日 /寒天の日(2005年NHKテレビ『ためしてガッテン』の放映をきっかけに寒天ブーム) /全国狩猟禁止(11月15日の解禁日まで)
 
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地下鉄の日にパブロフス・ドッグ


パブロフス・ドッグ Pavlov's Dog
「Theme From Subway Sue 地下鉄スーの歌」(1975)

3日程前から風邪っぽく、喉に違和感があって咳が出るし、腹部には鈍い痛みがある。こじらせないようにビタミンを摂り、体が冷えないようにして、睡眠時間も十分に取りたい。皆さんも年末年始の体調にご注意を。

今年もあと2日。今日は地下鉄の日。1927(昭和2)年、東京の上野~浅草に日本初の地下鉄が開通した日。
ということで、パブロフス・ドッグの「地下鉄スーの歌」。1975年の1stアルバム『Pampered Menial 禁じられた掟』収録曲。パブロフス・ドッグは1972年にアメリカはセントルイスで結成されたバンドで、プログレ界、いや、ロック界でも屈指の個性を持つデヴィッド・サーカンプのヴォーカルで知られる。そのあまりにもハイ・トーンなヴォーカルは、カナダを代表するハード/プログレッシヴ・ロック・バンドであるラッシュのゲディ・リーの初期の頃も思わせる。サーカンプの方が地声からナチュラルに声が高い感じだろうか。70年代にリリースした2枚のアルバムは、長い曲でも5分台で、コンパクトでキャッチーな印象ながら、ヴァイオリン、フルート、メロトロンをフィーチャーしてプログレ的なロマンティシズムが感じられる。1976年リリースの2nd『At The Sound Of The Bell 条件反射』ではドラマーとしてビル・ブルフォードが全面的に参加していることで有名。


【12月30日~今日は何の日】
地下鉄の日 /取引所大納会 /横光利一忌(1898-1947)
 
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観光バスの日にブル・アンガス


Bull Angus "Uncle Duggie's Fun Bus Ride"(1971)

今日12月15日は観光バス記念日。1925(大正14)年、 日本初の定期観光バス「ユーランバス」が皇居前~銀座~上野のコースの遊覧を開始。

バスといえば、元ナイスのリー・ジャクソン(vo, b)が結成したジャクソン・ハイツ Jackson Heights の2nd「5th Avenue Bus 五番街のバス」(1972)があるけど、これはバスはバスでも観光バスっぽくない… ということで、70年代米国ハードロックに飛んで、ブル・アンガス Bull Angus の「Uncle Duggie's Fun Bus Ride」。1stアルバム「Bull Angus」の3曲目。バンド名からしてパワフル。ツイン・ギターにキーボードを擁した重量感あるブルージーな演奏は、英国ハード・ファンにもアピールするものがある。70年代初期ということもあって、コーラスりのサイケっぽいひと癖のある感じがまたプログレをかすっていて魅力的。

2nd「Free For All」(1972)3曲目の「Loving Till End」ともなると、フルートをフィーチャーした哀愁感のある曲調でかなりプログレしています。


ブル・アンガス Bull Angus「 Loving Till End」 (1972)
 
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12月4日はザッパ忌


フランク・ザッパ Frank Zappa「City Of Tiny Lites」(1979)

今日はフランク・ザッパの命日。1993年、52歳で亡くなった。現代人の寿命からするとその早い死は非常に残念だけれど、25歳でThe Mothers of Invention名義の1stアルバム「Freak Out!」(1966)発表してから存命中だけで60枚以上のアルバムをリリースしていたザッパ。その後も健在だったら、いったい何枚のアルバムを作成していたことだろう。死後にリリースされた未発表音源を加えるとすでにアルバムを100枚を超えているわけで、ザッパ忌だからと今日の午前零時からその全てを聴こうとしても、とても命日の間に聴き終わることはできない。

そんなザッパの作品の中からあえて選んだ1曲。数あり過ぎるアルバムの中でも最もザッパらしい(と思われる)アルバム「シーク・ヤブーティ Sheik Yerbouti」(1979)から「City Of Tiny Lites」。アナログでは2枚組だった当アルバムは「ライヴ音源をベーシック・トラックとして、スタジオでオーバーダビングを施した内容」(wiki)。とにかく悪趣味で下ネタ・パロディ満載。ぼくがザッパについてこのブログでザッパ書いた「芸達者なアーティストによるシニカルな冗談音楽」ぶりが全開となっている恐るべき最強アルバムである。個人的には、この才能がまた違った形で発揮されていればなあとと思ったりもするのだけど(笑)、それではザッパでなくなってしまうということだろう。

【プログレ・ミニ知識】
このザッパの「シーク・ヤブーティ」ライヴにはキング・クリムゾン1981年再結成以降、ロバート・フリップに次ぐ重要メンバーとなるエイドリアン・ブリュー(g, vo)とビル・ブラッフォード(ブルフォード)の後任としてU.K.のドラマーとなるテリー・ホジオ(ds, vo)が参加している。

【ハードロック・ミニ知識】
フランク・ザッパの命日である今日は、1971年のスイスのモントルーでザッパのコンサート中、観客が撃った照明弾により火災が発生した日でもある。
ご存知ディープ・パープル Deep Purple 「Smoke On The Water」(1972)の歌詞
"Frank Zappa and the Mothers
Were at the best place around
But some stupid with a flare gun
Burned the place to the ground, now
Smoke on the water
A fire in the sky"
とは、この事件のことを歌っている。



ディープ・パープル Deep Perple 「Smoke On The Water」(1996Live)
(1996年7月 モントルー・ジャズ・フェスティバルより)
 
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鉄の日にアイアン・バタフライ


アイアン・バタフライ Iron Butterfly 「In A Gadda Da Vida ガダ・ダ・ヴィダ」(1969Live)

12月1日の今日は「鉄の日」。1857(安政4)年、日本で初めて高炉による製鉄が成功した日。1958(昭和33)年に日本鉄鋼連盟が制定。
ということで今日は鉄のバンド、アイアン・バタフライ Iron Butterfly。アイアン・バタフライといえばこのヒット曲。「ガダ・ダ・ヴィダ」(1969)。2ndアルバム『In-A-Gadda-Da-Vida』(1971)のB面を占める17分の長尺曲。冒頭が切れているが比較的きれいなスタジオ・ライヴ映像があった。アメリカ・カリフォルニアのバンドということで、プログレとしてもハードロックとしても微妙に扱われているところがあるが、先入観を取り払って聴くと、これがなかなかいい。このトリップ感のあるサイケデリックさが、ニューヨーク出身のヴァニラ・ファッジ Vanilla Fudge (黒人女性ボーカル・グループ、シュープリームスの「キープ・ミー・ハンギング・オン You Keep Me Hangin' On」のサケデリックなカヴァーで知られる)などとともに"アート・ロック"と呼ばれていて、これでヴォーカルがもう少しクールに歌われていれば十分プログレと言っていい(このあたりの加減はフィーリング的なものだけれど)。カンや初期ピンク・フロイドの呪術的な幻覚性に限りなく近いものを感じる。中毒性のある曲だ。
それにしても"鉄の蝶"という硬質・重量・耐久のイメージである鉄と可憐・はかなさ・うつろい等のイメージの蝶を組み合わせた実に詩的ネーミングだけでも忘れがたいバンドだ。その文学的な印象のせいもあってか村上春樹の短編集「象工場のハッピーエンド」の中にも時代のムードを示すアイテムのひとつとして登場していたりする。

次作アルバム「Metamorphosis」(1970)のラスト・ナンバー「Butterfly Bleu」も同タイプの14分台の長尺曲で、さらにプログレっぽい展開が楽しめる。



【プログレ・ミニ知識】
アイアン・バタフライのラリー・リノ・ラインハルト Larry "Rhino" Rheinhardt (g)とリー・ドーマン Lee Dorman (b)が第1期ディーウ・パープルのロッド・エヴァンス Rod Evans(vo)と結成したのがプログレ・ハードロックのキャプテン・ビヨンド Captain Beyond。また、その初代ドラマーは有名AORシンガーと同姓同名のボビー・コールドウェル Bobby Caldwell。
 

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