蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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年頭に 災いを福に

A Brilliant Happy New Year!
2011年初日の出

今年は上の子が大学受験のため鹿児島帰省をせず、
大晦日は宮崎市の方の実家で年越しをした。
しかし、いつものなら年越してすぐ近くの神社に初詣にいくのだが、
今朝未明はあまりにも寒過ぎて断念。

初詣は日が明けて午後になってから家族で宮崎神宮に行った。

それにしても、正月早々に気の滅入ることがひとつ。
正確には昨夜の大晦日のことだが…

大晦日恒例の格闘技イベントDynamite!で、
私が国内の総合格闘家で最も評価する選手の筆頭ともいうべき
DREAMライト級王者の青木真也選手がKO負け、
それも総合格闘技ルールでK-1選手の長島☆自演乙☆雄一郎選手に
秒殺負けという…ある意味最悪の負けをしてしまったということ。

この試合は1RがK-1ルール、2Rが総合ルールという変則マッチだった。
これは当然1RをK-1ルールにしておかなければ
おそらく自演乙選手に勝つ可能性は限りなく低いだろうという、
興行を面白くするための方策だったことは間違いない。
しかし、そもそも総合のルールはパンチもキックもOKなわけで、
K-1の技術が格闘技として完全なものであれば、総合ルールで
相手がタックルに来ようがテイクダウンして関節技に来ようが
その前にパンチとキックで倒してしまえばいいわけだ。
それをわざわざ1R、K-1ルールにして青木選手の最大の武器である
関節技を封じるというのだから、その時点であまりにも青木選手が不利だった。
にもかかわらず青木選手がこのルールを受けたというのは、
「興行論」を優先するとしてプロとしての苦渋の選択だったと思う。

そして、そのK-1ルールの1R、青木選手はとにかく「逃げ」に徹する。
なかには故意に形だけの無効な攻撃をする、「掛け逃げ」という
K-1ルール上の反則まで犯して、とにかく打撃から逃げたわけだ。
その流れの中でクリンチ状態になったとき、青木選手は簡単に
自演乙選手をテイクダウンできるんだという場面を何回か見せた。
それを見ていると、打撃を封じて掴んでしまえばすぐさま倒して
時間をかけずに青木選手が関節技を決めてしまうだろうというのが
そこでわかってしまった。

そして青木選手は1Rを凌ぎきった。
そのとき、2Rに青木選手がほぼ100%秒殺勝利してしまだろうというのが
見えたわけである。
いくら1Rを見苦しい逃げ方に終始しようが、2Rの鮮やかな秒殺ですべて帳消し、
その上で、打撃に特化したときのK-1の強さも、
なんでもありになったときの総合の技術のすごさもわかる。
そんな結末になるはずだった。
(その意味で魔裟斗氏の総合格闘技を無視した浅い視点の解説には
 不満がある。仕方ないことではあるが)

ところが、それが「見えて」しまったことが、逆にすべてをひっくり返してしまった。
「簡単に秒殺する」という道だけを見据えて突進した青木選手は、
普段なら食うはずのない自演乙選手のヒザに自らを突っ込ませてしまったのだ。

いや、こういうこともあるから格闘技は面白いとも言えるのだが、
それがまさか青木真也選手の上に振りかかろうとは……

災い転じて福があってほしい、一年の始まりであった。
 
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"60億分の1の男"ヒョードルの負けた日

今日は、MMAファンにとってはショッキングな日だった。

というのも、"60億分の1の男"ヘビー級最強と言われていた
ロシアのエメリヤーエンコ・ヒョードル選手が負けてしまったのだ。

なにしろ、MMAデビュー以来、カットによる2000年の出血TKO負け以外、
そうそうたる選手と闘ってきて負けたことのなかった選手が
初めて一本負けをしてしまったのである。

現地時間6月26日、ストライクフォース&M-1グローバル
(カリフォルニア州サンノゼ)
相手のファブリシオ・ヴェウドゥム選手の実力は私も認めていたが、
ハリトーノフ、ホドリゴ・ノゲイラ、アルロフスキーに判定負け、
シガーノ(ドス・サントス)にはKO負けをしている過去の結果から、
ヒョードルの勝ちはまず間違いないと思っていた。

ヒョードルがパンチの連打でファブリシオを倒し、
追撃のパウンドへ行ったところまでは完全にヒョードル・ペースだった。
しかし、伸びたヒョードルの左腕を捕えたファブリシオは
この千載一遇のチャンスを逃さずトライアングル・アームバー!
一度はこれを振りほどきかかったヒョードルだが、
完璧に極め直されて、ついに初のタップアウト負け。
終わってみればわずか1分9秒の秒殺劇だった。

勝ったファブリシオは、
「僕は今日、ヒョードルに勝てたけど、ヒョードルがベストだ。
(…)もう1試合ヒョードルと戦いたい」
と紳士的なコメント。そして、リングサイドで観戦していた
ストライクフォース世界ヘビー級王者アリスター・オーフレイムにも
世界タイトル戦へのアピールをした。

現在の進化したMMA界では、勝敗の分かれ目には微妙なものがあり、
ファブリシオ自身が語るように、これで完全なヒョードルの時代が
終わったとは思いたくない。

しかし、ファブリシオの今回の見事な勝利は大いに讃えたいと思う。
同時に初めて「完敗」したあとの最強皇帝も楽しみだ。
ここから完全復活するだけのものをヒョードル選手は持っていると
信じている。

そして、ヴァブリシオ選手と我がアリスター・オーフレイム選手との
タイトル戦も楽しみになった。
MMA界は、サッカーW杯に負けず劣らず、ますます面白い。


それでは、今日は勝者ファブリシオを讃えて、
スウェーデンの世界的ポップ・グループ、アバ ABBA の
「ザ・ウィナー/The Winner Takes It All」を。

"winner"でちょっとプログレ方面の曲を思いつかなかったのだが、
かのジョン・ウェットンが「アバの曲はプログレ」とも言って
評価しているとのことであるし…。
ウェットン氏はアバのアグネッサ・ファルツコグのソロ作品に
ジェフ・ダウンズとの共作の曲「We Move As One」を
提供したりしている。


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DREAM.14 いい感じ

昨夜は日本最大のMMAイベント『DREAM.14』が開催された。

昨年10月25日DREAM.12(大阪城ホール)以来の
ヘキサゴン(六角形)ケージを使用しての5分3R制。

残念ながらスカパー契約をしていなくて大会のPPVを買えないので、
地上波とケーブルTVが観戦の頼みの綱だったのだが、
TBS系のMRTでは放送がなく、ケーブルのTBSチャンネルも
今年に入ってDREAMの番組を組んでくれなくなった。

DVD発売を待つしかないのだが、でもDVDには、
MMA界でも最高峰の煽りVTRが収録されていない。
それはネット画像で見るしかないだろう。

さて、今回の8試合はどれも見逃せない好カードばかり。

無差別級で135kgの巨漢ハードパンチャー、イマニー・リー選手に
グランドの裸締めで勝ったミノワマン選手はさすが。
これで無差別級の試合5連勝というのはなかなかすごいこと。

フェザー級で大沢ケンジ選手が前田吉朗選手に、
宮田和幸選手が大塚隆史選手に、どちらも2-1のスプリット判定で勝利。
これは敗者も讃えるべき僅差の試合だったと思う。

同じくフェザー級で、
西浦ウィッキー聡生選手が所英男選手に、
山本"KID"徳郁選手がキコ・ロペス高谷裕之選手に、
高谷裕之選手がヨアキム・ハンセン選手に
それぞれ1R決着のKO勝利。

ウィッキー選手は好きなので、その勝利を喜びたい一方、
ここで完敗してしまった所選手がちょっと心配にも。
KID選手は、当然クリアすべきとして用意された試合に
見事余裕のKO勝利。ここからの連勝が期待される。
高谷選手は、大晦日に小見川選手にKO負けしたことの
挽回として課せられた試合の相手があまりにも強敵のヨアキム選手。
あるいは小見川選手以上に強いかもしれない選手だ。
しかし、見事にKOで下すというこの上無い結果を残した。
高谷選手が、ビビアーノ選手と小見川選手にリベンジする
ドラマチックな展開となれば最高だ。

ミドル級の試合では
桜庭和志選手がハレック・グレイシー選手に判定負けし、
ウェルター級の試合では
桜井"マッハ"速人がニック・ディアス選手に1R一本負け。

桜庭選手は負けはしたものの、若くて体格も体力も秀でた
ハレック選手相手にあわや極めかける場面もあったようで、
決して一方的に悪い敗戦ではなかったと思う。
マッハ選手も、腕ひしぎ十字固めを決められる直前までは
打撃、テイクダウンでディアス選手を圧倒していた。
そのファイト内容は讃えられてしかるべきだと思う。

今大会は判定決着となった試合も、
KO・一本で決まった試合もともに見応えがあって、
このような大会が今後も続いていけば、
日本のMMA界も再び盛り上がっていけるんじゃないだろうか。

…と、以上、ネット速報とtwitter、ネット動画、
格闘技専門誌kamiproのtwicastingから得た情報による感想。

次回7月11日開催のDREAM.15では、
いよいよ青木真也選手と川尻達也選手との宿命の
ライト級タイトルマッチが決定したことが早々に発表された。
DREAMは夏に向けてさらにヒートアップしていきそうだ。
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檻の中の夢~DREAM in The GAGE!!

「緊急決定!! 5・29『DREAM.14』はケージで開催!!」

…ということで 本日14時にこの「重大発表」が
インターネット・ライヴ中継されたわけだけど
いまどきのMMAファンにとっては
そうびっくりする程の話題ではなかったようだ

しかし 先の4・17ストライクフォースでの
ライト級王者ギルバート・メレンデスとのタイトル戦で
DREAMでの同級王者青木真也選手が完敗ともいえる負け方をした
その直後であることを考えると
DREAM.14でストライクフォース・ウェルター級王者
ニック・ディアスと対戦することになっている桜井“マッハ”速人が
ケージマッチでの開催を訴えたということには
彼の強いプロ意識を感じたし
そうならざるをえない流れができてしまったことを実感した

ここで負ければ日本のMMAは壊滅的ダメージを受けるとさえいわれた
大一番で日本の"切り札"青木真也が負けてしまった今
起死回生の逆転へと向かうためにもこのケージ使用の意義は大きい

このことをきっかけにして
DREAMにおけるケージや
北米ルール(5分3~5R、ヒジあり、コスチューム制限)の導入が
当然 今後の重要な問題になってくる

個人的にはケージに押しつけつつ
相手の動きを封じていくというケージ戦の技術には
(護身術的には興味深いのだけど)
あまり格闘技的魅力を感じないこともあって
戦いの場としてリングよりケージの方がすぐれているとは思わないのだけど
どんな条件でも戦える技術を持つこと自体は重要なはずだ

また 打撃やテイクダウン&パウンドを得意としている選手には
リングよりもケージの方がより強さを発揮できこともあると思う
あるいは青木真也が負けても川尻達也や菊野克紀であれば
リング以上の強さを発揮する可能性がないとはいえない

現在出場カードが決まっている
高谷裕之 ヨアキム・ハンセン 所英男 西浦"ウィッキー"聡生
宮田和幸 大塚隆史 らも
ケージでの戦いぶりを見たい素晴らしい選手たちだが
彼らに加えて ここで川尻達也と菊野克紀が出場することを
是非とも期待したい


さて ケージといえば
プログレではジェネシス Genesis の
「イン・ザ・ケージ In The Cage」
ピーター・ガブリエル Peter Gabriel のジェネシス在籍時の
最高作とも言われるコンセプチャルな2枚組大作
『眩惑のブロードウェイ The Lamb Lies Down on Broadway』(1974)
5曲目


(画質が悪いけれど このピーター・ガブリエルのヴォーカルで聴いてほしい)

まさに「檻の中」的な緊張感に溢れたヴォーカル キーボード ドラム
変拍子を駆使した曲展開といい アルバム中でも屈指の名曲だ
特にピーター・バンクスのキーボード・プレイが素晴らしい
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青木真也よ 日本MMAよ サバイバルせよ

4・17ストライクフォース(テネシー州ナッシュビル・ブリジストンアリーナ)
世界規模でMMAファンの注目を集めた大一番
ストライクフォース・ミドル級()タイトルマッチ
ギルバート・メレンデス(王者) VS 青木真也(挑戦者)



(PRIDE~DREAM系の煽りVってやっぱりいいなぁ)

CBSでもゴールデンタイムに地上派生放送され
インターネットでも日本に同時中継された一戦だったが
両者5分5ラウンドを戦い抜いてメレンデスの判定勝ちとなった

久々に気持ちを込め過ぎて見てしまったこの試合
思いつくまま雑感を書いておこう

1) 試合が終わったあと落胆しつつ思ったのは
 青木選手がシャオリン(ビトー・ヒベイロ)にやったことを
 逆にメレンデスにやられちゃったなあということ

 自分はあのシャオリン戦で青木のミドルキック連打が
 かなり効果的だったイメージがあったので
 メレンデスのボクシングに対しても「行ける」と
 思っていたんだけど…

2) メレンデスはオーソドックスに左前半身で懐深く前傾に立って
 手を出すだけのジャブから隙を見ては右のボディ・ストレート

 とにかく青木のタックルに対応するためのスタンドの戦法
 この打撃ではKOするダメージを与えるのはむずかしそうだが
 金網に詰めたところで素早く1,2,3…と左右のパンチを出し
 そこでKOを狙っているような感じ

3) これでメレンデスはことごとく青木のタックルを切り
 青木が仰向けになってガードポジションで引き込もうとすると
 すぐさま金網に運んで押しつけ 青木の動きを封じる
 ガードから離れると青木の足元の位置から
 飛びこむようなパンチを叩きこみ
 金網に押し付けては強いパウンドを入れる

4) ダブルレッグのタックルを切られ続ける青木は
 メレンデスのパンチにカウンターで左ミドルキックや
 テンカオ(ひざ蹴り)を合わせようとするが
 クリーンヒットできない
 パンチしか出さないメレンデスに対して
 このキックが有効だったら もっと違った展開になったかも

5)メレンデスは徹底的な青木のグランド封じで
 判定勝ちとなったが 25分間ミスをおかさずに
 青木を封じるなんてこれはとんでもなくすごいことではないか
 逆に言えば 今のメレンデスであっても
 青木からKOや一本を取るのは至難の業なんだと思う 

6)桜井マッハ速人選手がkamiproに寄せたコメントでは
 おもしろい試合ならメレンデスが
 つまらない試合なら青木くんが勝つだろう
 って話していたけど 結果は逆だったなぁ

7)アメリカでの青木の入場であの「バカサバイバー」が
 場内に鳴り響いた時は感動して胸にグッとくるものがあった
 あと選手のコールで「トビカンジュウダン(跳び関十段)」って
 日本語のニックネームが呼ばれた時はマニアック~と思った

8)今回 ストライクフォースのミドル級タイトルマッチだったから
 青木が負けたけれど
 逆にこれがDREAMのミドル級タイトルマッチだったら
 青木が勝ちそうな気がする
 青木は自分が弱いから負けたと言っていたが
 そんなに単純なことではないんじゃないだろうか
 お互いに相手の土俵…いや、ケージやリングに入って勝つのは
 あの超ハイレベルな選手同士じゃむずかしいはずだ

9)それに選手同士の相性というものがある
 あるいは菊野克紀選手ならメレンデスに勝てるのではと思った
 今の川尻達也選手でも勝てそう
 新しいストーリーはまだまだ生まれる ここで終わりじゃない

10)専門誌『kamipro』ではここで青木が負けたら、DREAMどころか
 日本の格闘技が"終わる"可能性があると煽っていたけれど
 (煽りですよね?)
 そんな感じがする負け方じゃなかった
 むしろ冷静に試合を見返してみると
 桜庭選手がヴァンダレイ・シウバ選手に負けた時よりも
 はるかにまだ大丈夫って感じがする

とりあえず 以上
青木真也よ 日本のMMAよ
とにかく明日へサバイバルだ!



「サバイバル Survival」
イエス Yes 『イエス・ファースト Yes』(1969)

イエスは『こわれもの Fragile』(1972)以降が
どうしても注目されるけど
その前の3枚も捨てがたい魅力に溢れている
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