蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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ニック・メイスンの誕生日


ピンク・フロイド Pink Floid
「One Of These Days 吹けよ風、呼べよ嵐」(1971 Live)

今日は、ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンの誕生日。1967年の1stから1995年のライヴ盤『p・u・l・s・e』まで、すべてのアルバムに参加している唯一のメンバーである。2バス・セットが特徴ながらテクニック的には特筆すべきものはないと言われる彼のドラムだけど…そのルーズなタイム感は実に個性的。フロイドのサウンドを決定づける重用な要因のひとつとなっていて、ぼくも大好きだ。今日はそんなニックのプレイがメインとなっている有名な映像で、1972年のライヴ・ドキュメンタリー映画『ライヴ・アット・ポンペイ Live at Pompeii』(撮影は1971年10月)から「吹けよ風、呼べよ嵐 One Of These Days」。あのスティック飛ばしもあり。

そして、ニックの2ndソロ(元10ccのリック・フェンとの共作)『プロファイルス~ピンクの進化論 Profiles 』(1985)からシングル・カットされた2曲目「ライ・フォー・ア・ライ」も。聴いてのとおり(プロモーション・ビデオにも登場♪)デイヴ・ギルモアとマギー・ライリーがデュエットで歌っている、フロイド・ファンにとっても貴重でハッピーな曲だ。


ニック・メイスン with リック・フェン Nick Mason with Rick Fenn
「Lie for a Lie ライ・フォー・ア・ライ」(1985)


【1月27日~今日は何の日】
国旗制定記念日(1870年) /ハワイ移民出発の日(1885年) /ホロコースト犠牲者を想起する国際デー(1945年) /ナチス犠牲者記念日(1996年から実施) /實朝忌(1218年、源實朝) /雨情忌(1945年、詩人・野口雨情) /モーツァルトの誕生日(1756-1791) /ルイス・キャロルの誕生日(1832-1898) /マゾッホの誕生日(1836-1895) /ニック・メイスンの誕生日(1944-) /J.D.サリンジャーの命日(1919-2010) /大伴昌司の命日(1936-1973)

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ゴールドラッシュ・デーにピンク・フロイド


ピンク・フロイド Pink Floyd
"The Gold It's in the... ザ・ゴールド・イッツ・イン・ザ…" (1972)

今日はゴールドラッシュ・デー(金の日)。1848年の今日、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働いていたジェームズ・マーシャルが、川底から偶然砂金を発見。その後、採掘師がアメリカ各地からカリフォルニアに押し掛けて「ゴールドラッシュ」となった。

"Gold"とか"Golden"がタイトルに付く曲名はプログレでも結構あるけれど、フロイド・ファンとして取り上げたのはこの曲「The Gold It's in the... ザ・ゴールド・イッツ・イン・ザ…」。ちょうど今年から40年前にリリースされた『雲の影』(バルベ・シュローダー監督のフランス映画『ラ・ヴァレ/谷』サウンドトラック)の4曲目。当時、売れっ子になり多忙を極めたフロイドが、限られたアルバム制作時間しかなかったため(レコーディング期間は2週間だった!)、フロイドにしては全体的にストレートなイメージのアルバムだ。その力の抜き加減には、緻密なサウンド・クリエーターたるフロイドとは別の魅力が味わえる。この「ザ・ゴールド・~」も、曲想は『モア』(1968)収録の「ナイルの歌」にも似たハードなロック・ナンバーで、ヴォーカルのコーラスなどやけにラフ。このハードな中にリラックス感があるテイストは、以降のフロイドではなかなか聴くことのできないタイプの曲といえる。


【1月24日~今日は何の日】
郵便制度施行記念日(1871年郵便規則制定) /ボーイスカウト創立記念日(1908年イギリスでボーイスカウト結成) /法律扶助の日(法律扶助協会が1993年制定) /ゴールドラッシュ・デー /初地蔵(1年で最初の地蔵菩薩の縁日) /アップルコンピュータのMacintosh発売日(1984) /E.T.A.ホフマンの誕生日(1776-1822)
 
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成人の日にピンク・フロイド


ピンク・フロイド Pink Floyd
「Childhood's End 大人への躍動」(1972)

今日は成人の日。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」祝日。2000(平成12)年にハッピーマンデー制度導入のため1月15日から現在の1月第2月曜日に改められた。新成人の皆さん、おめでとうございます。

さて、成人の日で思いつくのはこの曲、ピンク・フロイドの「Childhood's End 大人への躍動」。なかなかいい邦題だが、原題はアーサー・C・クラークの名作SF小説『幼年期の終わり』を元にしたものらしい。作詞作曲はデイヴ・ギルモア。
収録アルバム『Obscured By Clouds 雲の影』は1972年の発表で、今年がリリース40周年。『モア』(1969)と同じバルベ・シュローダー監督映画『ラ・ヴァレ』のサウンドトラック盤。『おせっかい』(1971)と『狂気』(1973)の間にはさまれて、フロイドの中では印象の薄いアルバムである。しかし、バンドとして非常に充実した時期に作成されていて、一曲一曲の出来は申し分なく、不朽の名作『狂気』への布石作として十分味わい深い。全体的にリラックスした感じが漂っているところもよく、自分にとっては愛聴盤のひとつである。
この「大人への躍動」は1972~1973年のライヴのセットリストにも入れられていて、そこではバンド初期のライヴから得意とするインプロヴィゼーションが入った10分前後の長尺曲が聴ける。興味深いことに、1972年より1973年のヴァージョンの方がアップテンポで緊張感のあるハードな演奏となり、その分曲の長さが2、3分短くなっている。この曲のほか、『雲の影』からは冒頭のインスト・ナンバー「Obscured By Clouds 雲の影」「When You're In ホエン・ユーアー・イン」の2曲が同時期のライヴで演奏されていた。

こちらは「大人への躍動」の1972年12月5日ベルギーはブリュッセル公演での10分ヴァージョン。ブート音質ではあるが、ちゃんとステレオで収録されていていい感で聴ける。


ピンク・フロイド Pink Floyd
「Childhood's End 大人への躍動」(1972 Live)


【1月9日~今日は何の日】
成人の日 /風邪の日(1795年、横綱谷風が流感で亡くなる /とんちの日(「1・9」=一休の語呂合わせ)
 
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シド・バレットの誕生日


シド・バレット Syd Barrett
「No Good Trying むなしい努力」(1970)

今日はシド・バレットの誕生日(1946-2006)。ピンク・フロイド最初期のフロント・マンであり、その端正な顔立ちと独創的な作曲センスでサイケデリック界の寵児となりながら、ツアーによるストレスとドラッグの過剰摂取により精神異常をきたしてバンドを去らざるを得なくなった悲劇のカルト・ヒーロー。もし彼が健在なままフロイドで活動を続けていたなら、プログレッシヴロック・ムーブメントの時代にどんな作品を創っていただろうかと思うと興味が尽きない。もっともそうなると、ぼくの大好きなデイヴ・ギルモアのいるピンク・フロイドも無かったことになってしまうのだけど…

今日取り上げた曲は、バレットのソロ・アルバムの中では最高傑作とも評される(その後、彼の精神崩壊がどんどん深刻になっていってしまったので当然かもしれない)1970年の1stソロ『The Madcap Laugh 帽子が笑う…不気味に』の2曲目「No Good Trying むなしい努力」。普通にこのアルバムの代表曲と言えば1曲目「Terrapin カメに捧ぐ詩」や7曲目(アナログB面1曲目)でシングル・カットもされた「Octopus タコに捧ぐ詩」、あるいは胸に迫る寂しげなラヴ・バラードの8曲目「Golden Hair 金色の髪」あたりだが、あえてこの曲を選んだのは、その演奏メンバーがすごいので。1969年のアビーロード・スタジオにおけるこの曲のセッションに参加したのは、マイク・ラトリッジ(org)、ロバート・ワイアット(ds)、ヒュー・ホッパー(b)。つまりソフト・マシーン『Volume 2』(1969)のメンバーであり、なんと"シド・バレット meets カンタベリー"が実現しているのだ。もっとも、バレットは相変わらず一度作った曲を再演するのも困難な状態であったため、バレットが演奏をリードするというのではなく、バレットの演奏に参加ミュージシャンが即興で合わせていくという非常に危ういセッションであった。聴いていてもそんな戸惑いを交えた空気が感じ取れる。そして、それによって曲の眩惑めいた幻想性が高められている。この他、よりアップテンポでハッピー感のある3曲目「Love You ラヴ・ユー」も同メンバーによる演奏。


シド・バレット Syd Barrett
「Love You ラヴ・ユー」(1970)


【1月6日~今日は何の日】
色の日(「い(1)ろ(6)」の語呂合わせ) /ケーキの日(1879年、上野・風月堂で日本初のケーキ販売) /出初式(東京消防庁) /顕現日(エピファニー/東方三博士がキリストを訪れた日) /良寛忌(1831年) /ジャンヌ・ダルクの誕生日(1412-1431) /シャーロック・ホームズの誕生日(1854年) 

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毛皮の日にピンク・フロイド


ピンク・フロイド PinkFloyd
「Several Species of Small Furry Animals Gathered Together in a Cave and Grooving with a Pict 毛のふさふさした動物の不思議な歌」(1969)

今日11月20日は「いい(11)fur(20)」で「いい毛皮」の日。11月の「いい」シリーズ、ほんとになんでもありなプログレって感じだ(<これは「プログレ」という言葉の誤用?)。1989年に日本毛皮協会が制定。そして毛皮でおおわれた状態は"furry"となる。そこで、ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターによるこの長ったらしいタイトルの、奇妙でエクスペリメンタル(実験的)なナンバー。ライヴとスタジオ製作の二枚組『Ummagumma ウマグマ』(1969)収録。タイトルを直訳をすれば「ピクト人と洞穴に集まってわいわい楽しんでいる毛のふさふさした小さな動物のいくつかの種族」。ここで聴かれるロジャーのヴォーカル、というか語りは、『アニマルズ Animals』(1977)以降のロジャーの挑発的なヴォーカルのスタイルを先んじているように聴こえる。この時期としては珍しい。そう思うと、ただのナンセンスな歌でなく、「毛のふさふさした動物」、「ピクト人(スコットランド地方に棲んでいた古代ケルト族)」、「洞窟」なども何かのメタファーであるのかもしれない。またこの曲は、楽器を使わずに作られている点で、先の『狂気』『炎』のコレクターズ・ボックスにその断片が収録された、楽器でなく生活日常品を使って曲を作りあげようとして頓挫した試み「ハウスホールド・オブジェクツ・プロジェクト」とも通じているようで面白い。もっとも、「毛のふさふさした~」は生活日常品すら使ってない風だけど。

この"Furry"は同じくフロイドのメンバー、リック・ライトのソロ曲のタイトルにも使われている。Richard Wright「Night of a Thousand Furry Toys」。アンソニー・ムーアとの共同プロデュース・アルバム『Broken China ブロークン・チャイナ(割れた磁器)』(1996) 2曲目。「毛のふさふさした玩具の不思議な夜」とでも邦題をつけたくなってしまうところだけど、こちらはアンビエントな中にシリアスな緊張感のあるヴォーカル・ナンバー。ティム・レンウィックが実にデイヴ・ギルモアっぽいトーンのギターを弾いていて、SEの使い方といい、フロイドの作品で聴かれてもいいような曲で、嬉しくなる。


リック・ライト Richard Wright「Night of a Thousand Furry Toys」(1996)
 
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