蒼空のファンタジア ~プログレと幻想趣味~

ホーム・ページ「プログレ・ファンタグラフィ」の管理人のブログです。南九州(宮崎・鹿児島)からあまり出たことのない管理人がのんびりやってます。

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ニオイの日にロカンダ・デッレ・ファーテ


ロカンダ・デッレ・ファーテ Locanda Delle Fate
「Profumo Di Colla Bianca 白色の香」(1977)

今日は2/01ということで「に(2)お(0)い(1)」、ニオイの日。P&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000年制定。
嗅覚というのは視覚・聴覚・味覚・触覚と並ぶ五感のひとつ。しかし、ほかの四つの感覚が脳の新皮質を通って大脳辺縁系に伝わっているのに対して、嗅覚だけはそのままダイレクトに大脳辺縁系に伝わる。大脳辺縁系は情動の表出、意欲、記憶や自律神経活動に関与している部分。そこに直接働きかける匂い(臭い)は、わたしたちの感情への影響が強く、視覚や聴覚よりも記憶を呼び起こす作用も強いと言われている。心地よい好きな香りをかぐとリラックス効果があり、脳の働きが向上したりする。芳香療法、アロマテラピーの効力である。気温と湿度が下がり、風邪やインフルエンザにかかりやすいこの季節、好きな音楽、好きな食べ物、そして好きな香りで心身をリラックスさせて疲労を回復し、免疫力をアップさせるのもよさそうだ。

ということで「匂い・香り」の曲。イタリアのロカンダ・デッレ・ファーテの1977年のアルバム『Force Le Lucciole Non Si Amano Piu 妖精』からの3曲目。グループ名は英語にすると"Inn Of The Fairies"であり、「妖精の宿」という意味だ。ちなみにアルバム・タイトルは「蛍たちはもう愛し合わない」という意味。ツイン・ギター、ツイン・キーボードという編成によるシンフォニックで情感あふれる演奏に乗って、"アモーレ・マンジャーレ・カンターレ(愛する・食べる・歌う)"の国イタリアらしく、強烈な歌心を感じるヴォーカルで朗々と歌いあげられる曲は、プログレッシヴ・ロックというジャンルを抜きにして素晴らしい音楽を味わう純粋な喜びを感じさせてくれる。

こちらは同曲の2010年のライヴ映像。ヴォーカルのレオナルド・ロッソは、バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソのヴォーカル、フランスシコ・ディ・ジャコモ並の巨漢。そういえば歌い上げる感じも似てる?
ロカンダ・デッレ・ファーテは今年4月29日(日)、「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル~春の陣2012:ロマンの誕生」(4/27~29 川崎・クラブチッタ)で初来日! 2月25日には、13年振りの新譜『The Missing Fireflies ザ・ミッシング・ファイアフライズ』もリリース!


ロカンダ・デッレ・ファーテ Locanda Delle Fate
「Profumo Di Colla Bianca 白色の香」(2010Live)


【2月1日~今日は何の日】
琉球王国建国記念の日(1425年の琉球の交易記録より) /京都市電開業記念日(1895年日本初の路面電車営業開始) /テレビ放送記念日(1953年NHK東京放送局) /ニオイの日 /プロ野球キャンプイン(春季キャンプ) /自由の日 [アメリカ](1865年奴隷制全廃を定める憲法修正第13条) /メアリー・シェリーの命日(1797-1851) /バスター・キートンの命日(1895-1966)
 
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月ロケットの日にクラウディオ・ロッキ


クラウディオ・ロッキ Claudio Rocchi 「Per La Luna」(1972)

今日は正月2日、初夢・初荷・仕事始め・書き初めといろいろ"初"ものの日。しかし現代はコンビニを始め正月1日から開いている店も結構あって、1日が休みで2日から始まるという感覚は昔ほどはないかも。
そして今日は「月ロケット」の日。1959年に当時のソビエト連邦(現・ロシア連邦)が、世界初の月面探査機であるルナ1号を3回の失敗ののちに打ち上げに成功した。ただし、月近くを通過したものの月着陸はかなわず世界初の人工衛星となった。
ということで、月にちなんで、クラウディオ・ロッキの「Per La Luna」。英訳すると「For The Moon」。1972年の3rdアルバム『La Norma Del Cielo Volo Magico N.2』収録。クラウディオ・ロッキはイタリアのフォーク・ロック・バンド、ストーミー・シックスの元メンバーで、70年代からソロ・アーティストとして活動した。瞑想的でアジアン・エスニック感のある作風はいかにもこの頃の時代性を反映している。アコースティックながらストリングスも導入していてプログレ的幻想性が高い。イタリア語での弾き語りのある曲もあるが、いわゆるイタリアン・プログレッシヴ・ロックのイメージとはかなり趣きが異なるアシッド・フォークで、この手が好きな人には堪えられないサウンドだと思う(ぼくもかなり好き)。ロッキの曲をBGMに幻想趣味の初夢を見るのもいいかも。


【1月2日~今日は何の日】
初夢 /初商 /初荷 /仕事始め /書き初め /月ロケットの日(1959年ソ連が世界初の月ロケット・ルナ1号打ち上げ) /アイザック・アシモフの誕生日(1920-1992)
 
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ボクシング・デーにサーカス2000


サーカス2000 Circus2000 「Hey Man ヘイ・マン」 (1972)

今日はクリスマス翌日の休日である「ボクシング・デー」。クリスマスの贈り物の日。キリスト教会が貧しい人たちのために寄付された贈り物の箱(box)を開ける日だったということ。boxには"贈り物"という意味がある。イギリスではこの日に郵便配達人、ごみ清掃員、使用人などに祝儀(クリスマス・ボックス)を渡していたとのこと。ちなみに、格闘スポーツであるボクシングは、握った拳のことを古代ギリシア語でpugmeと言っていたのがpuxos(箱)に変化したものが語源であるらしい。デヴィッド・リンチの娘であるジェニファー・リンチが監督した『ボクシング・ヘレナ』という映画作品があったが、あれは女子ボクシングの話ではなく、「箱詰めのヘレナ」という意味で、女性の両手両足を切断して監禁する青年医師の話だった。

今日のプログレ動画はboxにちなんで、イタリアのサーカス2000 Circus2000、2ndアルバム「An Escape From A Box」から、オープニング・ナンバーの「Hey Man」。少し甘い感じの女性ヴォーカルが英語で歌うキャッチーなメロディの曲だけれど、聴き進んでいくと、アグレッシヴに盛り上り、イタリアン・プログレらしいインスト・パートが展開される。1972年作だから、イタリアン・プログレとしてはかなり初期のバンドで、サイケデリックな香り漂うフォーク・ロックといった趣きである。ヴォーカリストはシルヴァーナ・アリオッタ。他の曲ではさらにワイルドな歌いっぷりを聞かせてくれていて、デンマークのサヴェージ・ローズのアニセッテやオランダのアース&ファイアーのジャーネイ・カーグマンあたりと比較したくなる。イギリスのアニー・ハズラムのルネッサンスやソーニャ・クリスティーナのカーヴド・エアとはまた違う、こういったヨーロッパの女性ヴォーカルのプログレ系にも素敵なバンドがいろいろとある。それらのアルバム集められて"ボックス化"されたりしても嬉しいかも。


【12月26日~今日は何の日】
ボクシング・デー/プロ野球誕生の日&ジャイアンツの日(1934年読売巨人軍の前身、第二本東京野球倶楽部創立)/海野十三の誕生日(1897-1949) /稲垣足穂の誕生日(1900-1978)
 

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勤労感謝の日にイル・ヴォーロ


イル・ヴォーロ ILVolo
「Medio Oriente 249000 Tutto Compreso~Canto Di Lavoro 地中海249000~労働歌」

今日は勤労感謝の日。古来、五穀の収穫を祝う行事として飛鳥時代から行われる新嘗祭(にいなめさい)の日が、戦後、天皇行事から切り離されて国民の祝日となったもの…へー、そうなんだ。記念日をブログ・ネタにしていると勉強になることが多い。

「勤労」=「労働」ということでイル・ヴォーロ ILVolo 『Essere O Non Essere? Essere, Essere, Essere! イル・ヴォーロⅡ』(1975)の収録曲。埋め込み映像では3分17秒あたりからが「労働歌」で、エキゾチックでタイトルにふさわしいリズミカルな曲。イル・ヴォーロは元フォルムラ・トレ Formura3 のアルベルト・ラディウス(g)、ガブリエーレ・ロレンツィ(kb)を中心にさらに4人のメンバーを加えて結成、アルバムは2枚、バンド名は「飛翔」の意味である、というのはイタリアン・プログレの基礎知識。
この2ndアルバムは1stとともにイタリアン・ロックの名盤ということでよく取り上げられる。ツイン・ギター、ダブル・キーボードという編成からして圧巻。他では耳にすることのないヴァイオリンの高音域のようなギター(この音のおかげもあって、イタリアらしい情熱的な演奏が冷ややかな印象で聴こえてくる)、脈動のようなキーボード(シンセサイザー)、そのサウンドはスリリングかつテクニカルで個性的だ。イタリアという枠を超えた地中海全体のエネルギーのうねりのようなものを感じる。英国ロックの「翳り」とはまた違うイタリアン・ロックの情熱と哀愁を存分に堪能できる素晴らしいバンドだ。

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イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル3日目



オザンナ Osanna 「Osanna Milano Calibro 9 ~ Preludio」(1972)

11月4・5・6・7日と4日連続でクラブチッタ川崎で開催されている「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 秋の陣2011―夢のまた夢」。宣伝文句は
「クラシックとの融合を見せるPFM、『ミラノ・カリブロ9』のオーケストラによる完全再現を果たすオザンナ、ベスト・オブ・ゴシック・ホラーを演奏するゴブリンなど、日本独自の目玉企画満載!! 25人編成のオーケストラを従えての公演[6日・7日]日本特別編成、全曲特別アレンジのライヴ〔全公演〕各アーティストがフルセットで演奏。トータル3時間半を超える豪華パフォーマンス!!」
 11月4日(金) ザ・トリップ/ゴブリン/PFM
 11月5日(土) イル・バレット・ディ・ブロンゾ/アルティ・エ・メスティエリ/ゴブリン
 11月6日(日) 1部:オザンナ(with オーケストラ)/2部:PFM(with オーケストラ)
 11月7日(月)*追加公演 1部:オザンナ(with オーケストラ)/2部:PFM(with オーケストラ)

イタリアン・プログレッスヴ・ロック・フェスティフヴァル2011Nov 6-7

見方によっては8・28「PROGRESSIVE ROCK FES 2011」(PFM、カンサス、ウィッシュボーアッシュ出演)より豪華な布陣でプログレ度も断然高い。ツイッターのタイムラインで見てみても、一昨夜、昨夜とすこぶる評判がよくて、うらやましいことこの上なかったのだけど、この日会場に行っている人や自宅などで注目している人ともイタリアン・プログレ関連のツイートで盛り上がって、楽しい時間を共有することができた。こういう交流、楽しみ方とうのは昔は想像もできなかったことで、これが21世紀だなぁ、近未来の世界だなぁ、と改めて実感。

せっかくのイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティバル(略称「イタロフェス」)期間なので、これに因んで一昨日からイタリアン・ロックを集中して聴いている。不思議なもので、この一連のことを意識して聴くといつもとまた違ういい感じに曲が聴こえてくるのだから、人の気持ちというのは面白いもの。調子に乗ってツイッターでは「#ひとりイタロフェス」というハッシュタグを登録して、聴いているイタリアン・プログレのツイート。すると、これを面白く思われたナゴヤリオ・ハローニ(ナゴヤハロー)さんやNagatoさんにも使っていただいて、感激した。ありがとうございます!

昨日11/4から川崎はクラブチッタにて始まったイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル。初日はPFM、トリップ、ゴブリンというラインナップでどれもめちゃ良かったみたいで…特にゴブリンはかの名作「ローラー」はもちろん「マークの幻想の旅」「サスペリア」「ゾンビ」などなど代表曲オンパレードやったみたいで、いまさらですが行かんかったことを後悔させられました(泣)
ひとりでもフェス!(笑)


ナゴヤハローさんのブログは、同じプログレ・ファンとして共感したり、勉強になったりすることが多い。これからも楽しく拝見させていただきますw♪
 
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